スウェーデンのモーツァルト
2010年 05月 11日
自分のブログ記事を改めて眺めてみると,まあ長い長い…。
よくまあ,こんなにつらつらと書き綴っているものだと,このブログをご覧の皆さんは思っているんだろうなあ…。
ブログはじめたばかりで,あんまり飛ばしていると息切れする可能性も否定できませんね。
と,いったところで,今日はいつもよりは短縮バージョンでいきましょう。
本日の話題は,「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれているらしきヨーゼフ・マルティン・クラウスという作曲家についてです。
「スウェーデンのモーツァルト」という異名を得ているだけあって,作風が似ています。
私はクラウスのCDを2枚(共にNAXOS盤)しかもっていないのですが,そのうちの1枚はすべて短調の作品を収めた作品集。
短調ばかりだから暗めの曲ばかりかというとさにあらず。
1曲目は,まさしくモーツァルト的。しかし,少々違和感が…。
それはどうやら,モーツァルトが好んで用いなかったという嬰ハ短調という調性による曲だからかもしれません(マーラーの交響曲第5番が嬰ハ短調ですが,この調性はかなり悲劇性を帯びる調性のようです)。
だけど,最終楽章なんかはわりと快活でいい感じでした。
2曲目の交響曲ハ短調は,葬送交響曲と呼ばれるだけあって暗いです。
暗殺されたスウェーデン国王グスタフ3世の死を悼んで作曲されたそうで,初っ端からドラムがドロドロと静かに奏でられる葬送行進曲風の旋律が流れてきます。
全曲を通じて暗いけれど,暗さに徹し切れていないという感が無きにしも非ず。
まあ,あんまりどよ~んとした作風よりはいいでしょう。
このアルバムは,全体的にはやはり暗めですかね。
もうちょっと明るめなほうが良いというのであれば,こちらをお勧め。
モーツァルト好きの方であれば,恐らくクラウスは気に入ることでしょう。
ちょっとしたBGMとしても良いのではないかと思います。
それほど難しい奏法を用いた作品というわけでもなく,交響曲とはいっても短め曲ばかりですし,重すぎもせず軽すぎもせず,プログラムの中間に箸休め的に演奏してもよいのではないかと思います。
アマオケで,チャレンジしてみようという方は是非,演奏してみてください。
【独白】
短めにとかいいながら,結構長めになっちまった…(チッ
よくまあ,こんなにつらつらと書き綴っているものだと,このブログをご覧の皆さんは思っているんだろうなあ…。
ブログはじめたばかりで,あんまり飛ばしていると息切れする可能性も否定できませんね。
と,いったところで,今日はいつもよりは短縮バージョンでいきましょう。
本日の話題は,「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれているらしきヨーゼフ・マルティン・クラウスという作曲家についてです。
「スウェーデンのモーツァルト」という異名を得ているだけあって,作風が似ています。
私はクラウスのCDを2枚(共にNAXOS盤)しかもっていないのですが,そのうちの1枚はすべて短調の作品を収めた作品集。
短調ばかりだから暗めの曲ばかりかというとさにあらず。
1曲目は,まさしくモーツァルト的。しかし,少々違和感が…。
それはどうやら,モーツァルトが好んで用いなかったという嬰ハ短調という調性による曲だからかもしれません(マーラーの交響曲第5番が嬰ハ短調ですが,この調性はかなり悲劇性を帯びる調性のようです)。
だけど,最終楽章なんかはわりと快活でいい感じでした。
2曲目の交響曲ハ短調は,葬送交響曲と呼ばれるだけあって暗いです。
暗殺されたスウェーデン国王グスタフ3世の死を悼んで作曲されたそうで,初っ端からドラムがドロドロと静かに奏でられる葬送行進曲風の旋律が流れてきます。
全曲を通じて暗いけれど,暗さに徹し切れていないという感が無きにしも非ず。
まあ,あんまりどよ~んとした作風よりはいいでしょう。
このアルバムは,全体的にはやはり暗めですかね。
もうちょっと明るめなほうが良いというのであれば,こちらをお勧め。
モーツァルト好きの方であれば,恐らくクラウスは気に入ることでしょう。
ちょっとしたBGMとしても良いのではないかと思います。
それほど難しい奏法を用いた作品というわけでもなく,交響曲とはいっても短め曲ばかりですし,重すぎもせず軽すぎもせず,プログラムの中間に箸休め的に演奏してもよいのではないかと思います。
アマオケで,チャレンジしてみようという方は是非,演奏してみてください。
【独白】
短めにとかいいながら,結構長めになっちまった…(チッ
by mmwsp03f
| 2010-05-11 19:46
| HP(クラシック)