オーケストラ・ナデージダ
2010年 04月 23日
私は,日本ではあまり知られていないマイナーなクラシック音楽を紹介するサイトを運営しております(とはいえ,ここのところずーっと更新サボりまくりですが)。
「M.M's Classical Music Garden」というサイトなのですが,そこに時々迷い込まれた(?)方から,こんな珍しい曲を演奏しますのでぜひ来てくださいというメールをいただくことがあります。
今回は,タイトルにあります「オーケストラ・ナデージダ」というアマオケの団員さんから,日本では演奏される機会がこれまで一度としてなかった曲(つまり日本初演ですね)を演奏しますというお知らせをいただきました。
その演奏会を告知しているサイトが,「↓」です。
■オーケストラ・ナデージダ,演奏会(第4回)のご案内
それで曲目なんですが,なんと!!!! 北欧のクラシック音楽ファン垂涎の的とも言うべき曲が…。
【公演曲目】
・アッテルベリ:ピアノ協奏曲 変ロ短調 作品37
・スヴィリードフ:音楽イラストレイション「吹雪」より ワルツ
・レヴィチン:オーボエ協奏曲 作品50
・ベアセン:交響曲 第1番 ハ短調 作品3
北欧クラシック音楽の愛好家であれば,一度は聴いたことがあるアッテルベリが~~(興奮を抑えきれない)。
この人の作品はヨーロッパで大人気で,ステンハンマル・アルヴェーンと並ぶ人気者です(日本でも好きな人結構います)。
アッテルベリは北欧的な透明なイメージとは異なり,かなり濃厚なロマンティシズムと歌謡性が並存した作風が特色で,一度聴いたらはまる人ははまります。
ちなみに,今回の演目にあるピアノ協奏曲はCPOというレーベルからCDが発売されています。
Rhapsody for Piano and Orchestra, op. 1
Concerto for Piano and orchestra, op. 37
Ballad and Passacaglia, Op. 38
Love Derwinger (Piano)
Ari Rasilainen / Radio-Philharmonie Hannover des NDR
ラシライネンという指揮者は,アッテルベリの交響曲全集(全9曲)をCPOから出しています。
気になったら聴いてみてくださいよ。初っ端から全開で飛ばしてます(笑。普通のピアノ協奏曲とはぜんぜん違いますよ。なんといっても音の厚みが…。
スヴィリドフの「吹雪」もやるのですね。レヴィチンなんて私も知らん! だけど,こういう未知の作曲家の作品を聴くのは,ちょっとわくわくしますね。
それにしても,見事にメジャー路線を排除した潔さ。プロオケだったらこうはいかないだろうなあ。
レヴィチンもそうですが,まさかベアセンが演奏されるとは…。この作曲家の作品は,日本で演奏されることはなかろうと思っていたのですが,アマオケパワー侮りがたし。
ちなみに,どんな曲かは私のサイトで紹介していますので,とりあえずご覧あれ。
■今日の一枚(第11回) ハーコン・ベアセン:交響曲第1番
ちなみに,CDはこれ。
Symphony No.1 in C minor Op.3
Serenade for Horn, Strings and Timpani
Nordic Folk Tunes for Strings Orchestra
Ole Schmidt / Rundfunk-Sinfonieorchester Saarbrücken
Xiao-Ming Han(horn)
このオーケストラ・ナデージダなのですが,ロシア・北欧のマイナーながらも魅力的な作品を積極的に紹介しようというコンセプトの元で,2008年に発足したという若いオケなんですね。
団員の中にはかなりすごい演奏家もいるようで,ロシア人のプロまで参加しているという本格派のようです。
しかし,過去の演奏会のプログラムを見てもすごい曲ばかりを取り上げています。第5回では,アッテルベリの交響曲第2番を取り上げるとのことで,これも楽しみです。
まずは,9月4日(土)の第4回公演を楽しみにしましょう。
ちなみに会場は,小田急線狛江駅(成城学園前駅より各駅停車で2駅目)前の狛江エコルマホールというところだそうです。
いいかげん,耳にたこができるほど聴きなれた作曲家の作品に食傷気味の方,ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
「M.M's Classical Music Garden」というサイトなのですが,そこに時々迷い込まれた(?)方から,こんな珍しい曲を演奏しますのでぜひ来てくださいというメールをいただくことがあります。
今回は,タイトルにあります「オーケストラ・ナデージダ」というアマオケの団員さんから,日本では演奏される機会がこれまで一度としてなかった曲(つまり日本初演ですね)を演奏しますというお知らせをいただきました。
その演奏会を告知しているサイトが,「↓」です。
■オーケストラ・ナデージダ,演奏会(第4回)のご案内
それで曲目なんですが,なんと!!!! 北欧のクラシック音楽ファン垂涎の的とも言うべき曲が…。
【公演曲目】
・アッテルベリ:ピアノ協奏曲 変ロ短調 作品37
・スヴィリードフ:音楽イラストレイション「吹雪」より ワルツ
・レヴィチン:オーボエ協奏曲 作品50
・ベアセン:交響曲 第1番 ハ短調 作品3
北欧クラシック音楽の愛好家であれば,一度は聴いたことがあるアッテルベリが~~(興奮を抑えきれない)。
この人の作品はヨーロッパで大人気で,ステンハンマル・アルヴェーンと並ぶ人気者です(日本でも好きな人結構います)。
アッテルベリは北欧的な透明なイメージとは異なり,かなり濃厚なロマンティシズムと歌謡性が並存した作風が特色で,一度聴いたらはまる人ははまります。
ちなみに,今回の演目にあるピアノ協奏曲はCPOというレーベルからCDが発売されています。
Concerto for Piano and orchestra, op. 37
Ballad and Passacaglia, Op. 38
Love Derwinger (Piano)
Ari Rasilainen / Radio-Philharmonie Hannover des NDR
ラシライネンという指揮者は,アッテルベリの交響曲全集(全9曲)をCPOから出しています。
気になったら聴いてみてくださいよ。初っ端から全開で飛ばしてます(笑。普通のピアノ協奏曲とはぜんぜん違いますよ。なんといっても音の厚みが…。
スヴィリドフの「吹雪」もやるのですね。レヴィチンなんて私も知らん! だけど,こういう未知の作曲家の作品を聴くのは,ちょっとわくわくしますね。
それにしても,見事にメジャー路線を排除した潔さ。プロオケだったらこうはいかないだろうなあ。
レヴィチンもそうですが,まさかベアセンが演奏されるとは…。この作曲家の作品は,日本で演奏されることはなかろうと思っていたのですが,アマオケパワー侮りがたし。
ちなみに,どんな曲かは私のサイトで紹介していますので,とりあえずご覧あれ。
■今日の一枚(第11回) ハーコン・ベアセン:交響曲第1番
ちなみに,CDはこれ。
Serenade for Horn, Strings and Timpani
Nordic Folk Tunes for Strings Orchestra
Ole Schmidt / Rundfunk-Sinfonieorchester Saarbrücken
Xiao-Ming Han(horn)
このオーケストラ・ナデージダなのですが,ロシア・北欧のマイナーながらも魅力的な作品を積極的に紹介しようというコンセプトの元で,2008年に発足したという若いオケなんですね。
団員の中にはかなりすごい演奏家もいるようで,ロシア人のプロまで参加しているという本格派のようです。
しかし,過去の演奏会のプログラムを見てもすごい曲ばかりを取り上げています。第5回では,アッテルベリの交響曲第2番を取り上げるとのことで,これも楽しみです。
まずは,9月4日(土)の第4回公演を楽しみにしましょう。
ちなみに会場は,小田急線狛江駅(成城学園前駅より各駅停車で2駅目)前の狛江エコルマホールというところだそうです。
いいかげん,耳にたこができるほど聴きなれた作曲家の作品に食傷気味の方,ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
by mmwsp03f
| 2010-04-23 22:29
| HP(クラシック)