まあ思いついたことをつらつらと書き綴っています(写真は奥多摩から見た富士山)。


by M.M@Kanagawa
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普遍的な若者観

livedoorニュースで少々気になる記事があったのでご紹介。

厚生労働省の調査で,性交渉に「関心がない」「嫌悪している」と考えている16~19才の男性が増加しているとのことで,それを受けて彼らがなぜそう思うのかということを想像の範疇で語っているという記事です。

【関連情報】
若い男がセックスを嫌う理由は費用対効果を考えた結果と識者(livedoorニュース・NEWSポストセブン:2011年02月05日17時00分)

これを読んだ当の「若者」の多くは,「えっ!そうなの?」とか思ったのではないでしょうか。

こういう記事は,調査結果だけ(特に目を引きそうなところばかり)を掲載するので,実際にはどのような質問が行われ,それに対する有意な回答がどの程度あったのかが明示されていないので,信頼性は低いものと思います。

それで,この記事に登場する原田曜平さんのコメントによれば,現代の若者は「費用対効果を考えて無駄なエネルギー」を使わないようにしているんだとか。

「そんなもんかねえ?」というのが正直な感想。

中高年の世代が,若い世代を自分たちとは違う異質な存在のように見る傾向はずいぶん昔からあります。
それも太古の昔から・・・。
よく年配の人が「今の若いやつは・・・」というような愚痴を耳にすることがあると思いますが,これも長い年月繰り返されてきた定番の愚痴であったりします。

私が知る範囲でも,だいたい5年間ぐらいの周期で「異質な若者」観が取り上げられる傾向にあるようです。

すこし前1990年代後半には,10代~20代前半の世代を「新人類」と称していたことがありました。
その「新人類」世代が,今度は今の若者を自分たちとは異質な宇宙人のような存在とみなすわけです。

そのうち適当な表現が思い浮かばずに,先祖がえりして「アメーバ」のような存在と例えられたりするかもしれません(笑。

時代・社会の状況が変われば,若い世代の考え方が変わるのは当たり前のことで,それを異質なことと考えるのが古い世代の特徴です。
『近頃の若者はなぜダメなのか』という原田曜平さんの著書のタイトルも,古い世代の考え方の象徴だったりします。

そもそも費用対効果を考えて行動することと,面倒くさがることは別物なのですが,それを混同しているのはいただけませんね。
それに,損得の基準も世代というよりは人によって違うわけですから,彼らが「得だ」と思うことが古い世代から見たら「無駄」と思うことかもしれません(逆もまたしかり)。

どうも一方的な決め付けにしか見えないというのが,今回の記事を見て思った感想でした・・・。
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by mmwsp03f | 2011-02-06 02:14 | 日々雑感