まあ思いついたことをつらつらと書き綴っています(写真は奥多摩から見た富士山)。


by M.M@Kanagawa
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前回,「実は親を教育したい」という大学教職員の想いを伝える新聞報道と,それに対する酒井穣さんのコメントを紹介しました。

実は私。
他にも教育すべき人々がいると考えております。
しかも,早急に。

それは人事・採用担当者(人事権を持つ管理職・役員含む)

もちろんすべての人事・採用担当者というわけではありません。
教育が必要なのは,なぜか妙なエリート意識を持って自分たちは一般社員とは格が違うという勘違いをし,採用選考の応募者に対してまともな対応が出来ていない人事・採用担当者です。

さらに,これまでの人事・採用の慣例も改めるべきと考えています。

なぜ,そのように考えるのか。
それは,彼らが考える常識が,世間的に見た場合は常識を逸脱しているからです。

そのように考える理由を,いくつかの事例によって示してみたいと思います。
これは私自身が体験したことと,幾人かの方の証言に拠っています。

【事例1】面接の際に,挨拶をしない。
最近では減ってきているようですが,意外に多い。
応募者に対しては,挨拶の仕方をチェックしていたりしますが,自分の方は「当然マナーは免除」とでもいうような態度。
これは,相手を自分より下位にあると考えているために起こる行動パターンです。
つまり,上から目線ってことです。

本当は,応募者というのは外部の人間なので顧客と同様の扱いをすべき存在です。
自分の態度が相手に不快な印象を与えれば,その不満はその応募者を通じて悪評として世間に公表されることになってしまいかねません(インターネット社会の現代であればなおさらのこと)。
このような人事・採用担当者は,相手が「客」であるという意識も,自分が「会社の顔」だという自覚もありません。
だから,ちゃんと挨拶もしなければ,横柄な態度をとることもあるわけです。

ちゃんと教育が行き届いている企業は,応募者よりも先に自己紹介をします(ちゃんと名刺も渡してくれる場合があります)。
さらに,相手が誰であっても丁寧な対応を心がけているはずです。

【事例2】届いたら即不採用通知を発送する。
応募書類を郵送して1週間以内に返ってくるものは,郵便事情などを考慮しても大概届いた当日中に即決して送り返しています。
ところが,不採用通知には「慎重に検討した結果」などという文言が盛り込まれています。
どういう選考をしているんだと疑惑が起こる対応は,決して常識的とはいえません。

ちなみに,いままでで最短の不採用通知は,応募の2時間後というのがあります(ひょっとして世界新記録?)。
ネットから応募したものなのですが,明らかに慎重ではないのにもかかわらず,メールでの不採用通知には「慎重に検討した結果」の文言がありました。

【事例3】明らかに文例どおりの不採用通知を送りつけてくる。
よく就職エージェントから,応募書類は丁寧に自分をしっかりアピールできるように,見やすくわかりやすく書くようにというようなアドバイスを受けたことがあると思います。

人事・採用担当者も応募書類をキッチリそろえて提出しろと要求してきます。
他社で使った履歴書の使いまわしなんてもっての他。
ちゃんと空欄のないように,自分で考えてしっかり埋めるのが常識と主張します。

ところが,志望動機やら自己PRやら書かせるだけ書かせておきながら,
慎重に検討させていただきましたが,残念ながら貴意にそう結果とならなかったことお詫び申し上げます。

というような,多かれ少なかれこれと同じような文意の不採用通知を1枚送りつけてくるだけ。
明らかに不採用通知の文例をママ,コピーしているだけの文章です。

中には,この通知すら同封せずに応募書類を送り返してくるということもあったそうです。

これは世間的には常識と言えますか?

相手に対しては多大な要求を突きつけ,自分たちの番になるとどういう基準で選考を行い,なぜ不採用となったのかをまったく示すことなく,たった一枚のコピーした紙を送りつけるだけで終わらそうという態度は,常識的とはいえません。

ものすごい数の応募者を選抜しなければならないから大変なのはわかりますが,だったら募集方法を考えろと言いたいですね。
「自社が求める人材」を明確に示し,採用基準をあらかじめ告知しておかないから,ものすごい数の応募者が殺到するのは当たり前です。

しかも募集広告には,「多数のご応募お待ち申し上げております」の文字が…。

そんなに大変だったら,なぜキチンとしない。
しっかり応募者一人ひとりを見て判断できないような募集方法を採るほうが悪い。

もし応募者一人ひとりを見て,「慎重に検討」した結果不採用にしたのであれば,その理由を明示できるはずです。
ところが不採用の理由を問うても,皆口をそろえて不採用理由は開示せず

こちらから問い合わせても無視するという対応の企業もありました。

果たして,このような対応が世間的に見て,常識的だと言うことができるでしょうか?

実は,まだまだあるんですよね。
人事の非常識案件について,私はかなり重大な問題だと考えておりますので,この件については続くということで…。
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by mmwsp03f | 2010-07-10 19:25 | 労働問題