Yahoo!のトップページに、最近よく「大手前大学」という新設大学の広告が出ているんですが、何気に関心を持って「大手前大学」をネットで検索してみました。
ヒットした中に「リクルート進学ネット」内の「大手前大学」が紹介されているページがありました。
そこでアクセスして中味を拝見したところ、ちょっと興味を引く記事が載っていました。
それが ↓ これ。
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大手前大学(リクルート進学ネット/おもしろ授業・研究テーマ一覧)
2つだけしか記事が載っていないのですが、それでも記事の内容はなかなか面白い。
特に「
悲劇!『青い肉』を売っていたお肉屋さん」という記事がおすすめ。身近なテーマから心理学へ関心を結び付けている点がよいと思いました。
ただ、よく女性向けの雑誌やミニコミ誌に載っているような記事ではありますが…(おそらくライターさんがそっち系を専門にしているんでしょう)。
ちなみに、この「大手前大学」はルパン3世で有名なモンキー・パンチ氏が教授(メディア・芸術学部)として赴任している大学なんですね。
そこで思ったのですが、他の大学もこういった受験生の関心を引き出すような記事を載せているのだろうかと…。
「リクルート進学ネット」で、いくつかの大学を見てみました。
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日本大学
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芝浦工業大学
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青山学院大学
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獨協大学
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日本文化大学
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明星大学
とりあえず6校あげてみましたが、上の2校と下の4校の大きな違いはどこにあると思います?
実際ご覧いただくと判ると思いますが、それはアピール度なんですね。
各々のページの大学名のすぐ下に、「学部トップ」「学部・学科コース」「在学生レポート」…というように、いくつかタブが表示されています。
このタブが表示されている数がぜんぜん違う。
日大と芝浦工大は積極的に大学をアピールしているのに、青山学院大学・獨協大学・日本文化大学・明星大学は、やる気あんのか?と思えるぐらいにアピール度が低い!
特に青山学院大は知名度に胡坐かいているんじゃないのかと思えるぐらいの手抜き。とりあえず必要最低限の情報を載せているという感じ(有名私大の中では決して入試倍率が高いというわけではないのにねえ)。
┐( ̄ー ̄)┌ これじゃあねえ
日本文化大学に至っては、タブが3つという少なさ。ただでさえ知名度が低いのに、ここでアピールしなくてどうするんだと他人事ながら心配してしまいますね。
進学情報サイトは、おそらく受験生が大学を知る入り口として多く利用しているサイトだと思われるのですが、こういうところで自分の大学をもっと良く知ってもらう、興味を持ってもらうという努力をせずに、少子化だ補助金が少ないだとか言っていてもしょうがないでしょうに。
もちろん大学の中味の充実も必要ですが、自分の大学に興味を持ってもらうよう努力することも大切だと思うんですよね。
特に知名度の低い大学であればなおさらだと思います。施設がきれいだとか、学食が充実しているとか、他の大学もやっていることをアピールしても仕方がないですけどね。
そういった点は、「大手前大学」や日大、芝浦工大を見習っていただきたいものです。
ただし、「大手前大学」は自校の公式サイトはもうちょっと工夫した方がいいんじゃないかなあ、と。