まあ思いついたことをつらつらと書き綴っています(写真は奥多摩から見た富士山)。


by M.M@Kanagawa
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カテゴリ:その他( 7 )

腹八分に医者要らず
【意味】大食いをせずにいつも腹八分でやめておけば健康でいられるということ。(大辞泉)

これは,「暴飲暴食は控えましょう」という意味合いの標語として「腹八分目」という短縮型でよく使われる慣用表現ですよね。

腹パンパンになるぐらいに飲み食いをしていると,胃や腸に負担がかかるだけでなく,心臓・肝臓・腎臓等の機能にも悪影響を及ぼすようになるというのは医療関係者だけではなく,一般の人たちの間でも今や常識となっていますよね。

ただ,この「腹八分…」というのは,我々人間などの生物に限ったことではなく,機械類にも当てはまる事象らしいんですね。

実は,日経PC21の10月号に,「駆動時間2割増! 寿命も延ばせる!バッテリーを長持ちさせる」という特集が掲載されていて,そこにはバッテリーをフルに充電させ続けると,寿命が縮むという趣旨の内容が書かれてありました。

充電と放電を繰り返すことによって電池の性能が落ちていくというのは,蓄電池一般に見られる現象なのですが,このうちバッテリーをフルに充電させた状態で電源をつなぎっぱなしにしていると,想定されていた期間よりも早くに寿命が来てしまうらしいのです。

日経PC21によれば,バッテリーの保存状態によっては寿命を若干延ばすことができるそうで,そのコツとしては,

(1) 40度を超えるような高温になるようなところに放置しない(車の中に長時間置きぱなしというのはNG。放熱口にモノを置いたりして熱風を逃がさないようにするのもNG)
(2) フル充電状態を維持することなく,電源につないで使用する場合はバッテリーを外す。
(3) バッテリーを使用する場合にもフル充電にせず,80%程度に抑える。
(4) バッテリーをPCから外して長期間保管する場合は,50%充電にして涼しい場所に置いておく。

ということだそうです。

暑いとバテて性能をフルに発揮できないのは人間も同じ。
また,暴飲暴食を繰り返せば長生きできなくなるところも似ていますね。

まあ,「足るを知る」ってところが人間だけじゃなくて機械も長生きさせるコツってことなんでしょうね。

ノートパソコンをお使いの方で,バッテリーを外さないで電源使い続けている場合は,家電量販店で展示しているように,バッテリーは外して置いたほうがよいですよ。

【関連情報】
日経PC21(日経BP社)
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by mmwsp03f | 2011-09-17 16:40 | その他

続・XPが駆逐される日

9月3日の記事で,「DELLではまだまだうちはダウングレード権つきPC(というよりは,Windows7同梱のXP・PC)売りまくるぜ的な告知」を発見したということを書きましたが,DELL本社の公式サイトでは,XPプリインストール・マシンの出荷を10月中に打ち切ることが告知されたようです。

ところが,DELLの日本版公式サイトでは相変わらず「まだまだ売るぜ」という告知を載せている状態。
DELL本社が打ち切りを公表したのだから,そのうち日本版サイトでも出荷打ち切りが公表されるでしょう。

詳細についてはGigazineの記事に掲載されていますので,そちらをご覧ください。

【関連情報】
ついに「Windows XP」を搭載したパソコンが販売終了へ(Gigazine:2010年09月08日 12時13分31秒)
Windows(R) XP継続販売について(DELL日本版サイト)
Windows XP Rides Off into the Sunset(Direct2DELL=Dell.com )

とうとう,国内メーカーだけではなく海外メーカーでもXP駆逐が公言されるようになりました。

そりゃあまあ,いいかげん新OSを浸透させたいマイクロソフトにしてみれば,いつまでもXPを生かしておくことはできないわけですからね。
だからといって,圧倒的にXPユーザーが多い中でXPを切り捨てるわけにもいかんということで,マイクロソフトはWindows7に"WindowsXP Mode"なる機能を付加できるようにしています。

【Windows7 の機能】
WindowsXP Mode(Microsoft Windows7 ホーム)

ただし,この機能を付加できるのは,上位バージョンのWindows7(Professional,Ultimate,Enterprise)だけ。
さらに,XP Modeを使用できるようにするには,専用のソフトウェア(Windows Virtual PC などの仮想化ソフトウェア)をインストールしなければならないので面倒(ソフトウェアは無償提供)。

なんかあざといよなあと思ったりして。

一般にプリインストールマシンはWindows7 Home Premiumを搭載しているものが圧倒的で,これらのPCを購入した一般ユーザーがXP Modeを使う場合は,アップグレードしろってことになります。
なんで,圧倒的に多いユーザーをほったらかしにするんでしょうかね。

何よりも,やたらOSのバリエーションを増やすのはマイクロソフトの悪いところです。
私的にはWindows7は2種類にバージョンを減らしたほうが,企業的にもユーザー的にもよいと思うんですけどね。
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by mmwsp03f | 2010-09-08 14:13 | その他

XPが駆逐される日

日経PC21(10月号)というパソコン雑誌の初っ端の記事に「XPパソコンの入手がそろそろ困難に 急げXPインストールPCは10月22日出荷分まで」というものがありました。

PC直販サイトなどで,10月22日を最後にXPへのダウングレードサービスを終了するという告知がお目見えするようになったとのこと。
記事では,エプソン・ダイレクトのサイトを例に挙げてありましたが,他はどうなんだろうと私の愛機がDELLとAsustekの製品なので,そちらの方を覗いてみました。

ところがDELLではまだまだうちはダウングレード権つきPC(というよりは,Windows7同梱のXP・PC)売りまくるぜ的な告知を発見!
国内系メーカーと海外系メーカーでは対応がぜんぜん違うんだなあとか思ったりしました。

Windows XP(R)継続販売について(DELL)


一方のAsustekのほうは,それらしい告知は発見できず。

でまあ,さらに「XPダウングレード」でググってみたところ,こんなWebニュースやブログの記事を発見しました。

【関連情報】
米MS、Windows XPへのダウングレード権を2020年まで延長(マイコミジャーナル:2010/07/13)
Windows7のXPダウングレード期限延長、サポートは?(BTOパソコン.com)

未だにビジネス用パソコンでのXP需要が高く,早々簡単にXPに引導を渡せないというのがマイクロソフト側の見解。
それでとうとう,XPダウンロード権に関してはOEM版Windows7(メーカー製PCにインストール済のWindows7)の提供終了まで延長しますとなったそうです。
ただし,「Windows XP自体の延長サポートは2014年4月8日で終了予定のため、この期間以降のアップデート提供は行われなくなる」(マイコミジャーナル)そうです。

マイクロソフトとしては新製品が出たんだから,旧製品はサポートなどによるコストばかりが高くつくのでなるべく早く切って捨てたいところなんでしょうが,ユーザーがイヤだって言うので手を引けないんですね。
国内のPCメーカーにしても,しち面倒くさくってコストもかかるXPダウングレードサービスなんてものは,さっさとなくしてしまいたいところ。
ところが,ユーザーがまだまだいうもんで継続してきたわけですが,もういいかげんいいだろうということで,10月22日出荷分までとしたようです。

ここまでXPの需要が維持されているのは,なんといってもWindows Vistaに問題があったせいです。

以前,livedoorデイリー4コマで日路先生がWindows7発売ネタとしてWindows Vistaとの違いをビジュアルでわかりやすく,かつデフォルメして表現されていましたが,あの4コマで語られているようにVistaは動作が重く,必要以上にハードディスクの容量を食うという大問題がありました。

Windous7は、Vistaより軽い?(livedoor時事4コマ)

そのせいで,さらに大容量のハードディスクが必要になったり,やたらとハイスペックで高熱を発するCPUが必要になったりしたわけですが,ビジネスでそれほどのものが必要かというと,まったく必要ありません。
セキュリティ性能は向上していたようですが,扱いづらいというデメリットもありましたね。

私の自宅にあるDELLのデスクトップPCはVistaなのですが,絶えずハードディスクを圧迫しており,OS用にパーテションで区切った60GB分が残り400MBを切るなんてのはザラです。

そうなれば動作は遅くなるし,OSの安定性も揺らいでくることになります。
こういう厄介なOSに代わって登場したWindows7は64Bit主流で,32Bitのソフトウェアが使えなくなる可能性が出たりして,これもこれでちょっと問題。

まあ32Bit版もありますけどセブンの機能を十二分に発揮させるには,やはり64Bitなんでしょうねえ。

新OSが出ると真っ先に問題となるのが,旧OSで使っていた周辺機器やソフト,ファイルが新OSでも使えるかという継承問題。
Vistaに移行するときもココで苦労した人がかなり多かったと思います。
とはいえ,Windows98→WindowsXPへの移行のときに比べたら大したことはないんですけどね。

ということで,マイクロソフトはユーザーの需要を無視することが出来ず,XPを葬り去ることは出来ずじまいとなっております。
かなり前にWindows95が発売されたときのようにセンセーショナルな話題だけでは,売れないってことなんでしょうね。
それだけ,ユーザーに受け入れられるOSの開発は難しくなっているってことなんでしょう。
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by mmwsp03f | 2010-09-03 11:00 | その他
昨日発刊されたOxford Dictionary of English の第3版に新語として「hikikomori」が登録されたそうです。

【関連情報】
英オックスフォード辞書に「引きこもり」「ブブゼラ」(SankeiBiz:2010.8.20)

これまでオックスフォードの英語辞典は,いくつかの日本語を新語として掲載してきましたが,第2版(1993年版)では「karoshi」が登録されていました。

この「karoshi」は,掲載時に日本人労働者の超過労働の現実とともに日本に限らず,欧米諸国でも大きく取り上げられました。

日本の労働者は過労死するほどに過酷な労働条件を甘んじて受け入れ,日本企業はそれを強いているというように,海外諸国に認識されるようになりました。

これは日本ならびに日本人にとって非常に不名誉極まりないことです。

しかも,「karoshi」をGoogleで検索すると筆頭に「karoshi Game」というものがヒットします。
実際の中身をご覧いただければわかると思いますが,死ぬことでゲームクリアとなるかなりブラックな内容です。
普通のgameは,各ステージに用意されている障害を回避し,生き残ることでゲームクリアとなるものですが,あえて危険に飛び込んで死ななくてはなりません。
これはgameを通じて「過労死」を揶揄しているものといえるでしょう。

【関連情報】
Karoshi Game.com
Karoshi Suicide Salaryman

第2版発刊当時に比べるとインパクトという点では弱いのですが,「ひきこもり」が新語として採用されるということは,これもまた不名誉なことに他なりません。

もしこれと同じような単語が多く採用されるようになれば,これが日本の文化的特質として世界各国に認識されることになってしまうことでしょう。

日本には未だにちょんまげを結って刀を腰に差した「Samurai」が存在するというような誤解であればまだかわいいものですが,日本企業で働くには「Karoshi」を覚悟しなければならないとか,日本人の若い男は皆「hikikomori」ばかりで働かないとか思われてしまったら大変です。

特に日本人が「ひきこもり」ばかりだという認識をもたれれば,日本は情けない国として自ずと諸外国からは舐められることになります。
これは対外的なビジネスを展開する上では非常に不利だといえます。

皆さんは,世界的権威ある英語辞典に不名誉な日本語が並ぶことをどう思いますか?

私は,このような現状は日本社会の危機を象徴するものと考えます。
実は,外国人の日本に対する認識は,日本社会の状況を図るバロメータとしての役割を果しているのです。
別に何とも思わないという人は,要注意です。

海外とのかかわりが密接になればなるほど,相手からなめられる材料が増えれば増えるほど不利な状況に直面する機会が多くなっていくのです。
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by mmwsp03f | 2010-08-20 23:57 | その他
図書館というと,本・雑誌・新聞などの紙媒体を通じて知識の収集をする場所というアナログなイメージがありますが,昨今は図書館もかなりデジタル化が進行してきています。

例えば,自分たちが住んでいる地域の公立図書館で本を借りるとき,事前に図書館のWebページで読みたい本を検索し,貸出予約するという仕組みはかなり浸透してきており,実際に利用された方も多いことと思います。

そのような中で,音楽データの貸出をインターネットを通じて行おうという取り組みがちらほら見られるようになってきました。

岐阜県飛騨市と千葉県流山市の市立図書館では,CD貸出に代わるサービスとしてナクソス・ジャパンが提供する音楽ライブラリーのデータを利用するシステムを導入するそうです。

【関連情報】
図書館向け、CD 貸出サービスに代わる音楽配信サービス――岐阜県・飛騨市図書館が導入(Japan Internet.com:2010年7月9日 14:00)
流山市立図書館、音楽配信サービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」を導入(IT総合 - エキサイトニュース)
ナクソス・ミュージック・ライブラリとは?(NAXOS公式サイト)

これまでCD等の貸出は紛失・損傷,再生機器の耐久性などの管理問題が一番のネックになっていました。
それに購入できる予算も限られているので,書籍の購入等のバランスを考えると音楽・映像ライブラリの充実はかなり難しいものだったと思います。
それに,予算とともに保管・閲覧スペースの確保などの問題もあって,音楽・映像ライブラリ・サービスを実施していない図書館も多いようです(私の自宅そばの図書館ではCD等貸出は行っていません)。

今回のNAXOSジャパンが提供する音楽ライブラリは,クラシック,民族音楽,ジャズなどのジャンルをカバーするもので,毎月定額の料金を支払うとCD3万枚分の音楽情報が聴き放題となるサービスです。

【NAXOSジャパン情報】

NAXOSジャパン公式サイト
NAXOSジャパン公式ブログ
NAXOSミュージック・ライブラリ

NAXOSは,安価でありながら良質な演奏のCDを販売し,売れ筋商品にこだわらずにマイナーな作品を積極的に世界各国の音楽ファンに提供してきた結果,現在ではユニヴァーサル,BMGなどの並み居る大手と肩を並べるほどに成長したレーベルです。

私もずいぶん前からお世話になっているレーベルです。

メジャーな作品ばかりを販売し,収益確保を図ろうとする大手レーベルに比べ,地味で知られていない作曲家や演奏家の音楽を取り上げてきた結果,まさしく世界の音楽の知を集積したライブラリを構築するまでに至ったといっても良いでしょう。
そのようなNAXOSのライブラリは,図書館で提供する情報としてふさわしいものといえます。

NAXOSは,積極的に大学図書館や公共図書館を対象とした独自サービスを展開しており,これにサービスの質向上とコスト抑制を両立させたい図書館側の要望がマッチして,徐々に普及して行っているようです。

このような図書館のインターネットを利用したサービスが普及する一方で,かねてから実現が望まれていた全国の図書館を結ぶ検索サービスが,いよいよ本格稼動に向けて始動することになりました。
それが,国立国会図書館サーチ(NDL Search)と呼ばれる検索サービスです。
詳細は,下記のリンクをご覧あれ。

【関連情報】
「国会図書館サーチ」開発版が公開、全国図書館の蔵書や資料などを検索可能(Impress Watch:2010/8/18 06:00)
国立国会図書館サーチ(平成22年8月17日開発版)の公開について(国立国会図書館:平成22年8月17日)

かなり前から,日本全国の図書館をネットワークで結び,必要な資料を検索できるサービスが研究者を中心に求められてきました。
その要求に応えるべく開発が進められ,一元的に資料・書籍等の検索を可能とする検索システムのプロトタイプがようやっとお目見えしたわけです。

でもまあ,まだプロトタイプですから,今後利用者の声を聞きながら徐々に改善していくとのことですから,まだまだ完成には年月がかかりそうですが,それでも資料検索の手間がかなり省けそうな感じもありますので,期待してもいいのでは?

はてなブックマークやツィッターにも対応しているようです。
ツィッターで情報交換しながら,どこそこの図書館にこんな資料があるよなんてタイムリーに利用できるというのはいいですね。

ちょっと登場に時間がかかりすぎといった感が無きにしも非ずですが,より利用しやすいシステムへ進化していくことを願っております。
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by mmwsp03f | 2010-08-18 22:58 | その他

100投稿目のご挨拶

なんだかんだと,100投稿目となりました。

私はどちらかというと筆不精なほうなので,ブログを始めたときには,4ヶ月たたないうちに100投稿達成が出来るとは思っていませんでした。
まあ,それでも何とかここまでこれたということですね。

実は,このブログをはじめたのは「歴史の隙間―とある事件の記録」という歴史サイトの宣伝のためでもありました。
それがブログの方がメインになって「歴史の隙間」の方はイマイチ,アクセス数が伸び悩んでおります。

これまでランダムにいろいろなテーマを取り上げてきましたが,とりあえず今後も今までと同様の路線で進んでいきたいと思います。
というか,特定のテーマに絞ってしまうと途端にネタ切れになりそうなんで,そうなっているだけだったりして・・・(^▽^;;A

当ブログをご覧の皆様,ならびにこれからご覧いただくであろう皆様には,今後ともよろしくお願いいたしますと,改めましてご挨拶をば・・・。

なんとか,これからも続けられるようにがんばっていきたいと思いますので,どうぞご贔屓のほどを。
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by mmwsp03f | 2010-07-26 23:10 | その他
世の中には,本当に数多くの英語・英会話本がありますよね。

これぞ決定版みたいな,やたらと大げさなタイトルの本もあれば,NHKの外国語講座の本のようにおとなしめの装丁で,地味なものもあります。
だけど,NHKの場合は書店に必ずといってよいほどコーナーが設けられているので,地味でも自然と目が行くようになっている。

やはり,NHK出版や岩波書店のような強気な老舗出版社は,書店に対する影響力が強いのね,と感じる今日この頃。

語学本というのは本当に競争が激しいので,書店の平積みコーナーに本を置いてもらえるかどうかは,出版社にとっては死活問題ともいえる重大なこと。
これは本当ですよ。

平積みコーナーは,一番,客に手にとってもらいやすいので,ここを確保できるかどうかが本の売れ行きを左右するといっても過言ではありません。
単行本については,大出版社であろうと中小の出版社であろうと関係なく,ここを確保するのに各社しのぎを削っていたりするんですよ(例え,岩波やNHKであっても)。
だもんで,平積みコーナーを取れるか否かは営業の成績・評価に直接関わってきます。

さて,出版社と書店との駆け引き話はこれくらいにして,この平積みコーナーに置いてあった本当にたくさんの種類の英会話本の中で,これはなかなか面白いと買い求めた本があります。

それが,これ。 ↓

日本人の知らないネイティブ英会話130のルール―このルールを知らずに、英語を話してはいけない!

デイビッド・セイン / ダイヤモンド社


この本のどこが面白いかというと,普通の英会話本とは違って,勉強するぞっていう感じがあまりないんですね。
どちらかというと,英会話をネタにしたエッセイとでも言った風情。

もちろん,会話表現についての指南本ではあるのですが,非常にカッチリとした公式を覚えさせられるような押し付けがましさがないんですね。
こういう表現すると,ネイティブ・スピーカーは違和感を抱くので,こっちの表現のほうが誤解がなくて良いというように,なんとなくやんわりと指摘してくれるという感じがします。

日本人の英会話というのは,教科書どおりの型にはまったものが多く,意外とネイティブが使わない表現をそのまま使って,意味が通じないということが往々にしてあります。
それは,日本語の場合と同じように英会話でも微妙なニュアンスを含む言い回しがあることを理解していないために起こってくるものでもあります。

どうも日本人というものは,欧米人は物事をはっきり言うというイメージを持っているためか,日本語のようなあいまいな表現は英語にはないという思い込みをしている人も少なからずいるみたいですね。

そのような思い込みを打破してくれるのが,この『日本人の知らないネイティブ英会話130のルール』という本です。
この本によると,意外と日本語と同じように,ストレートに表現せずにオブラートに包んだような,なんとも奥歯にモノが挟まったような,まどろっこしい言い方もするそうなんですよ。

例えば,「それは,結構ですね」(同意の表現)と「いえ,結構です」(否定の表現)の場合と同じように,使う場面と文脈からまったく逆の意味になる表現が英語にもあります。

ちょっと本の内容から引っ張ってみます。
・Do you what want to.
・Do you what want.

この2つの表現,どこがどう違うかというと,上の「to」がつく表現は,「自分の思うとおりにやってごらん」というポジティブな表現で,下は「勝手にしろ!」という吐き捨てるような怒りの表現になるそうです。
一語入るかはいらないかで,えらい違い。

それから,こんな表現もあるそうです。
Nice going, ace.

これは,ほめ言葉かと思いきや「やってくれたね,名人」というような,嫌味な表現だそうです。
"ace"(名人,達人)は"ass"(ケツ,ばか者)と音が似ているところから,このような使われ方がされるようになったそうです(最初は賞賛の表現だったらしいですが)。

知らずに使うと,とんでもないことになるかもしれないということを,ひとつひとつわかりやすく解説されていますので,非常に読みやすいです。

エッセイ感覚で読める本ですから,わりにすんなりと頭に入ってくるかもしれません。
英会話学習初級者に限らず,中級・上級者もあわせて読んでみることをお勧めします。
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by mmwsp03f | 2010-07-16 21:54 | その他