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まあ思いついたことをつらつらと書き綴っています(写真は奥多摩から見た富士山)。


by M.M@Kanagawa
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心和むジョーク・アイテム

本日は,ちょっと息抜き。

イギリスの慈善団体が開催しているSTART Festivalというイベントで,登場したネコ・オルガンの話。

並み居るVIPの前で,非常に古い歴史的な楽器の演奏をと前置きして,ヘンリー・ダグという人がやおらカバーをとると,そこに現れたのが下の写真にあるネコ・オルガン。

ネコ・オルガン登場と同時に,周囲は大爆笑。
演奏が始まると,その場にいたチャールズ皇太子は涙を流して大爆笑。

いいですねえ,こういうユーモアあふれる催し。
動画はYouTubeにアップされていますが,下記のリンク先の記事にも載っていますので,そちらでもご覧いただけます。

【関連情報】
チャールズ皇太子の笑いも誘う猫オルガン登場(Garbagenews.com)
「猫オルガン」に英皇太子爆笑、ぬいぐるみの“鳴き声”を交えて演奏。(コラム総合 - エキサイトニュース)
Cat organ that amused Prince of Wales dates back to 16th Century(Telegraph.co.uk=元ネタ記事)

実際に聴いてみるとお分かりかと思いますが,これはネコ・オルガンというよりはネコ・ピアノ。

この楽器の大元は,演奏者のダグ氏がおっしゃっているとおり,かなり古い時代(16世紀)に本物の猫を使ってつくられたものだそうです。
イギリスの元ネタの記事を見ると,発明者?の名前にちなんでキルヒャーのネコピアノ(Kircher's Katzenklavier)とか書かれてあります。

【キルヒャーのネコピアノ関連情報】
キルヒャーの猫ピアノ(les livres lus au clair de la lune)

ところで,これと似たようなネタを以前,「空飛ぶモンティ・パイソン」というイギリスのBBCが放映していたジョーク番組でも取り上げたそうです。
といっても,こっちの方は本当のネズミが演奏しているわけでも,ネズミのぬいぐるみから音声が発せられるわけでもないですけどね(笑。

【モンティ・パイソンのネズミオルガン関連情報】
空飛ぶモンティ・パイソン,スケッチ台本の和訳:第1シリーズ/第2回 2つの鼻を持つ男/音楽用ネズミ(web-conte.com)
Monty Python's Flying Circus - Musical Mice (YouTube)

まあ,イギリス人のこのようなユーモアというのは,なかなか日本人には思いつかないですよね。
特に,日本で皇族が出席するセレモニーで,こんなことをやろうと企画を出した時点で却下されるでしょうしね。

こうやって見ると,本当にイギリスの王室は大らかだなと思います。
by mmwsp03f | 2010-09-14 11:30 | 日々雑感