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まあ思いついたことをつらつらと書き綴っています(写真は奥多摩から見た富士山)。


by M.M@Kanagawa
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2015年の初日の出

皆様あけましておめでとうございます。
1年ぶりのご無沙汰です。

さて、(ワタクシ的に)毎年恒例の元旦トレッキングですが、今年も行ってまいりました。
ですが、いつもより楽な選択をしてしまいまして、今回は大した高低差もなく、トレッキングというよりも散歩で終わったというチープな内容でした。

ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

で、今回行ってきたところが、神奈川県秦野市の弘法山公園というところ。

実は、元日にここへ来たのは3回目なんですよね。ははは・・・。
今年は、久々に初日の出を拝んでからテクテクとハイキングコースを縦走して帰るかと思ったもんで。
ちょいと楽しちゃいました… (´Д`)ゞ

それで、今回たどったルートが「弘法山公園・吾妻山コース」という、初心者向けの鉄板ハイキングコースです。

【ハイキングルート情報】
弘法山公園・吾妻山コース(秦野ハイキングガイド・ウェブサイト=一般社団法人 秦野市観光協会)

リンク先の地図に表示されている赤の実線のマンマのコースをたどって本日は終了。
非常によく整備されていて、よっぽどのことがない限り道に迷うことはないですし、危険なところも特段なしという、トレッキング初めてという人でも全く問題ない優良コースです。
小田急線(小田原線)の秦野駅から鶴巻温泉駅までの3駅間を約2時間ぐらいかけて歩くルートになります。
ということで、特にエキサイティングな出来事もなし。
平々凡々なお散歩で終了となります。

では、肝心の初日の出はといいうと、2015年1月1日の早朝は曇で、神奈川県の日の出は6時50分ごろだったそうですが、地平線並びに水平線は雲におおわれていて、お日様が見えない見えない……。

弘法山公園は、毎年元日の初日の出を拝む人がたくさん来場するところで、この日も小学生の団体(地元のスポーツクラブの子たちらしい)などが、キャッキャ騒ぎながら賑やかなもんです。

公園では、地元の人達がでっかい焚き火を焚いたり、ふるまい酒を出したりと初日の出イベントを盛り上げようと頑張っていました。
ところが日の出の時刻になっても、雲に隠れて太陽が現れないのに業を煮やして、来場者たちが次々と帰ってしまいました。

【日の出予定時刻ごろの現地の空の様子】
2015年の初日の出_d0104959_22452560.jpg

「今日は無理そうですかねえ」なんていいながら、私の隣で日の出を待っていたおじさんも、「日が出てくるまで、かなり時間がかかりそうですよ」と話していたら、諦めて帰ってしまったようです。

で、実際に太陽が現れたのは、日の出予定時刻から40分後の7時30分ごろでした。

【2015年1月1日、弘法山公園の初日の出】
2015年の初日の出_d0104959_22514162.jpg


2015年の初日の出_d0104959_20124351.jpgちなみに、この日の出の写真を撮ったのは、弘法山公園の中でも権現山という小高い丘のような場所にある展望台です。
この権現山のシンボル的な存在になっています。

【関連情報】
弘法山公園散策マップ(一般社団法人 秦野市観光協会)

( ´▽`)つ そして、お約束の世界遺産…

【弘法山公園(権現山)から見た富士山】
2015年の初日の出_d0104959_203359.jpg


初日の出を礼拝しつつ、権現山をしばらくぶらぶらしてから弘法山へと移動。
弘法山は、権現山の展望公園から15分ぐらいのところにあります。

読んで字の如し、日本全国に散在する弘法大師(空海)ゆかりの地のひとつです。
なお弘法山には、こんなものがあります。

2015年の初日の出_d0104959_21462386.jpg
【弘法山の釈迦堂】
弘法大師を祀ってある建物。写真では暗くてわかりませんが、お堂の奥に空海の木彫?の像があります。

2015年の初日の出_d0104959_21535076.jpg
【鐘楼】
この鐘楼は、誰が突いてもいいらしく、私がやってきた時には若人の一団がわいわい騒ぎながら鐘を突いていました。

2015年の初日の出_d0104959_22112785.jpg
2015年の初日の出_d0104959_2213042.jpg【乳の井戸】
弘法大師がらみの土地に必ずある伝承のひとつがこれ。乳の香りのする水が湧いていて、この水を飲むと母乳の出が良くなると言われていたそうな。
今では、涸れ井戸となっていますが…。
下の写真が、「乳の井戸」伝説について解説した石碑です。何が記されているか、よく見えないと思いますので、下に書き出しておきましょう。

 この井戸は、昔から「弘法の乳の水」と呼ばれています。この井戸から湧き出た水は、白くにごり、いつも乳の香りがしていたそうです。
 いつのころからか「真夜中に、誰にも知られずに山に登り、乳の水を飲むと乳がどくどくと出るようになる」と伝えられ、この水をいただきに山に登る人が後を断たなかったと言われています。
 いつの世も、子を持つ親の心は変わりません。乳の出ない辛さにワラをもつかむ気持ちだったのでしょう。その救いの神がこの白い井戸水でした。
 なぜこんな山頂に不思議な白い水が・・・・・
それは弘法さまのお力だと伝えられています。


さて、この後はゆるやかなアップダウンの道を進み、9時20分頃には鶴巻温泉駅に到着です。

お散歩の締めに、温泉に浸かって帰るかと思ったのですが、「弘法の里の湯」という日帰り温泉施設が、すでに地元の人達がわらわらと押し寄せ、混雑必至だったので、諦めてちょいとマクドナルドで時間を潰してから帰宅の途につきました。

【関連情報】
鶴巻温泉 弘法の里湯(秦野市役所公式ホームページ)

結局、温泉は翌日に自宅から車で30分ぐらいのところにある、いわゆる「スーパー銭湯」にいったとさ…。
ここもかなり混んでたんですけどね。

なんでこんなに元旦に温泉が混むんでしょうかねえ。┐(´д`)┌

【お年玉プレゼント付き】 私の年末年始&新春の一枚!
# by mmwsp03f | 2015-01-03 23:18 | 観光

さあ、いよいよ最終目的地の石割山山頂登坂です。

実は、今回のトレッキング・ルートの中ではここが一番の難所です。
これまではお散歩程度のもので、ここが今回のルートの中で傾斜がきつく最も登山らしい箇所です。
平尾山を出発してしばらくは傾斜のゆるい道をのんびりと歩いて行けるのですが、3分の2ぐらい登ってきたところで、急に傾斜がきつくなります。

時刻も正午近くなのでだいぶ日が高くなってきて、雪の道が幾分ゆるんできています。
当日は比較的風が強く、気温はそれほど高くはなかったのですが、それでも太陽の光の下で雪はシャーベット状になっています。
そんなコンディションなので、スパイクを履いていても油断をすると滑落する可能性があります。
灌木を掴み、登山用に設置されているロープを手繰りながら慎重に登っていきます。

そして、滑りやすい登山道と格闘すること約20分で石割山山頂に到着します。

【石割山の案内表示】
雪山を渡る3(石割山~下山)_d0104959_22285064.jpg標高は1413mで、大して高い山ではありませんが、ここいら辺で一番高い山なので、眺望は非常に素晴らしいですね。
この案内表示がある東側は、灌木が覆い茂っているので、あいにく景色がよく見えません。
しかし、この反対側には富士の絶景が控えています。

その景色が下の通り。

【石割山からの富士の絶景】

雪山を渡る3(石割山~下山)_d0104959_21414218.jpg
もっとご堪能いただくため、すこし周りの景色を広くとって写した画像をさらにアップしましょう。

【石割山からの富士の絶景(その2)】
雪山を渡る3(石割山~下山)_d0104959_23143785.jpg
いかがでしょう。
なかなかイイでしょ。

2年前に登った金時山からの富士の眺めも素晴らしいのですが、この石割山からの眺望は格別です。

【関連情報】
金時山の富士(当ブログ内記事)

石割山の山頂には、雪が降っているのにかかわらず意外と多くの人が登ってきていました。
そのほとんどは、私とは逆の方角(上の「案内表示」に示されている「石割山入口」)から登って来た人たちです。
やはり雪山を登るということで、ちゃんとした装備の人たちもいたのですが、驚いたことにデッキシューズでここまで登ってきた人もいました。

この人、大丈夫かね?と思いつつ、山頂でコーヒーを飲み15分ぐらい休憩したところで下山することにしたのですが、この下山ルート(石割山入口方面)がかなりぬかるんでいて、非常に危険な状態となっていました。
南東側の山道は北西からの冷たい風が吹き付けることがなく、太陽光によって山肌が暖められて、山道は溶けた雪でぐずぐずです。
しかも、傾斜も急で、ロープや灌木を頼りに降りなければならないところが多い。

以前のブログ記事にも書いたのですが、登山は昇りよりも降りの方が危険度が高いので、これまた慎重に足元に気をつけながら降りて行きました。

石割神社(天岩戸伝説があることで知られているそうな)から富士見平を経由して約40分ぐらいで国道413号線に到達です。
最後に、石割神社へ至る石段の道を下ったのですが、ここが403段もあるそうで、下から見上げると最上段は遥か遠くで、ここを見上げながら登るのは正直きついだろうなと思いつつ、その場を後にするのであった…。

さて、なれない雪道を歩いたので大腿部の内側が筋肉痛になってしまいました。
そこで温泉につかろうと思い、その前に車の止めてある駐車場まで戻ろうと思ったわけです。

ところが、下山の終着点の「石割の湯」から駐車場のある場所までは5kmはあります。
そこでバスに乗ろうと思ったのですが、なんと15時から16時にかけての時間帯に3本しか走っていません。

国道に到着したのが13時30ぐらいで、そこから一番早いバスでも2時間は待たされるとあって、そんなに待たされるのであれば歩いて戻ってやるとばかりに、痛い足を引きずりながら2時間近くかけて駐車場にまで戻りました。
┐(´д`)┌ヤレヤレ

それで今回は、「紅富士の湯」に立ち寄ることにしました。
実は、下山した先にあった「石割の湯」は、以前インド人の知人と一緒に入ったことがあったので、こんどは別なところにしてみたわけです。

【山中湖温泉 紅富士の湯】
雪山を渡る3(石割山~下山)_d0104959_23592674.jpg
【関連情報】
山中湖温泉 紅富士の湯
山中湖平野温泉 石割の湯


早速いってみたところ、元日ですが大盛況で人がいっぱいです。
風呂に入ってみると露天風呂は満杯状態でなかなか空きそうにないので、今回は内湯のみで我慢しました。

ここの風呂は、内湯(熱湯、ぬる湯、ジャグジー)、露天(岩風呂、檜風呂)、サウナ(ミストサウナ、ドライサウナ)、打たせ湯(使用中止になっていました)があり、岩盤浴(別料金)の設備もあります。
まあ、いわゆるスーパー銭湯なので、食事処、休憩所、売店なども完備されています。
ここは、風呂場からの富士の眺望を売りにしているところで、内風呂からの富士山の景色はなかなかのものです。

富士の景色を眺めながら、ゆる~りとくつろいでと思ったのですが、人がせわしなく行ったり来たりと騒々しいので、あまりゆっくりできませんでしたね。

てなわけで、今年の元日のトレッキングはなんとか無事に終えることが出来ました。
でも、その後3日ほど筋肉痛に苦しめられるのであった。
( ´Д`)=3 はあ~

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# by mmwsp03f | 2014-01-07 00:41 | 観光
【大平山からの富士の眺望】
雪山を渡る2(飯盛山~平尾山)_d0104959_08513939.jpg
飯盛山を出発して歩くこと約30分で次の目的地、大平山に至ります(標高1295.51m)。
雪道を歩いてきた割には、それほど時間がかからずに済みました。
それだけ平易な道ということですね。

飯盛山から平尾山に至るルートは、なだらかなアップダウンが続き、雪がなければお散歩気分で歩いていける道です(危険な箇所はありませんが、油断は禁物です)。

大平山からの富士山の眺めは、先ほどの飯盛山よりも視界が開けている分、良好です。ただ、ちょっと右手にある灌木が邪魔しちゃってますけど…。

大平山の表示もじゃま?
では、表示のない写真もアップしましょう。

【大平山からの富士の眺望(その2)】
雪山を渡る2(飯盛山~平尾山)_d0104959_09143165.jpg
なかなかの眺望でしょ。

ここでステンレスボトルに入れた熱いコーヒーを舐めつつ、この素晴らしい景色を堪能。
ところが、この大平山山頂にはちょいと興ざめなものがあったりします。
雪山を渡る2(飯盛山~平尾山)_d0104959_09331163.jpg←それがこれ。
これなんだかわかります?
自衛隊のレーダー基地とかとは違いますよ(そんなものが、一般人がたやすく入れる場所に目立つように設置されているはずないですし)。
実は地上デジタル放送の電波中継基地なんですね。
山中湖は山に囲まれ、テレビの地上波放送の難視聴地域となっているため、山頂にこのような電波の中継施設を設置しています。
でも、富士山の眺望を阻害するもんでもないし、まあいいか…。

雪山を渡る2(飯盛山~平尾山)_d0104959_23310502.jpg大平山から平尾山へは、左の写真のように比較的なだらかな道が続いていくので、まあそこそこ歩きやすいです。
こうやって見ると、石割山まで難なく踏破できそうに見えますが、案外そうでもありません。
そこいらへんのところは、また後程ということで…。


【平尾山からの富士の眺望】
雪山を渡る2(飯盛山~平尾山)_d0104959_00015847.jpg
さて、平尾山到着です(標高1290m? 実は、平尾山の正確な標高はつかめておりません。ネットで調べると1290m、1292m、1318mとまちまちなので、ガイドブックの表記に従い、ここでは1290mとしておきます)。
大平山から平尾山までは、大人の足で30分強の道のりですが、雪道を歩くので若干時間が上乗せされます。
それでも1時間かかることはないでしょう。

ここからの富士の眺めは、大平山からの眺めよりもさらいい感じです。
え? 平尾山の表示がじゃま?
じゃあ、表示なしバージョンもアップしておきましょう。

【平尾山からの富士の眺望(その2)】
雪山を渡る2(飯盛山~平尾山)_d0104959_00204540.jpg
標高は大平山よりも若干低いようですが、それでも眺望はなかなかGoodです。

ここでちょっと意外なものを見かけることになります。
それはなんと、平尾山の山頂でテント張ってビバークしている人がいたのです。
何考えているのやら。┐(´д`)┌ヤレヤレ

山頂はかなり風が強く、吹きっ曝しなんでそのうち飛ばされんじゃねとか思ったのですが、まあどうでもいいやとか思いつつ、さっさと平尾山を後にして石割山を目指して出発というところで、次回に続く…。
# by mmwsp03f | 2014-01-06 00:39 | 観光